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母から子へのiPhone 18の約束の書評

母から子へのiPhone 18の約束の書評

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■書籍名 母から子へのiPhone 18の約束

■評価 ★★★ (満点5★)

■著者 子供たちを危険なネット環境から守る会

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<母から子へのiPhone 18の約束書評>

今、ちょっと頭の痛い問題を抱えています。
小学生の私の息子が、このごろ盛んに「スマホが欲しい!」と訴えてくるんです。
理由を聞くと、クラスで流行しているゲームをやりたいから、とのこと。
(私がにらんだところではパズドラですね、きっと)
これが例えば「電子書籍を読みたい」とか「写真やムービーを撮ってみたい」とかであればカワイげもあったものを……。

この件についてはダンナとすでに話し合っていて、スマホを買い与えるのは中学生になってから、という結論が出ています。
やっぱりスマホを使いこなすにはある程度の知識と経験が必要ですし。
説得するのがかなり大変そうですが、息子にはあと数年我慢してもらいましょう。

一方で、この数年は私たち親にとっても「お勉強」が必要な期間でもあります。
それがネットリテラシーについてのこと。
私たちがスマホやネットについての正しい知識を持っていないと、可愛い子供が深刻なネットトラブルに巻き込まれてしまう可能性だってあります。

実を言えば私自身、メカ系・ネット系はあまり得意ではないのですが、上記のような意識を持ったのはダンナに教えてもらったあるネット上の記事がきっかけでした。
その記事は「母から子へのiPhone 18の約束」。アメリカのあるお母さんが、13歳になる息子にあてた自作の「契約書」です。

契約書には、iPhoneを使うために守らなくてはいけない18の約束が記されています。
例えば「1.これは私のiPhoneです。私が買って、あなたに貸してあげています。私ってやさしいでしょ?」。ちょっとオチャメな言い回しだけど、大事なことです。
また、「8.人に面と向かって言えないことを、この携帯を使いメールで言わないでください。」「13.膨大な数の写真やビデオを撮らないでください。すべ てを記録する必要はありません。経験を大切にしてください。」など、日常的にスマホを使っている大人にとってもハッとするようなことが書かれています。

この契約書を元に、「子供たちを危険なネット環境から守る会」が発表した書籍があります。その名もずばり『母から子へのiPhone 18の約束』。
上記の契約書の訳文はネット上でも見ることができるのですが、大切なことなのでやはり手元に置いておきたくなり購入しました。
また、iPhoneの特長やスマホ市場についての基礎知識もついているので、私のようなメカ音痴にはとても便利な本でもあります。

いつか来る子供のスマホデビューのために、今からしっかりスマホやネットのリテラシーについて学んでいきたいと思います。
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